船宿は1年ぶりの金沢八景一ノ瀬丸。実は先日買ったビーストマスターのスルメデビュー戦も考えたんだけれども、今回はLTアジにした。少しは魚を釣らないとね。
実はLTアジは今回が初めてだったりする。結構人気の釣物でこの日だけでも片舷9人だったかな。席は左舷ミヨシ2番、同行者はいつものT。船長さんに挨拶がてら初めてなんですと言うと、
船長:「ビシアジやった経験は?」
私:「あります」
船長:「じゃあ大丈夫。但し誘いはメリハリつけてね。誘いっぱなしだと食わないよ」
私:「はい」(まっなんとかなりそうだな)
ってな感じでどうやらビシアジやった経験があれば何とかなるみたい。でも実はLTはノーマルタックルとはチト違うってことが後で判るんだが・・・
船宿で仕掛けを最初っから購入して使用。ああ既製仕掛けを使うのはいつ以来かな(4月のマルイカ仕掛けは別。あれは現地で急遽決ったことだしね)。普段仕掛けは基本自製なのだけれども、ビシアジだけは作らないんだよなあ。以前は自製していた時もあったけど、そんなに自身にメリットが無い(長さ・号数・枝間なんかね)ので既製品を使っている。まあアジにどっぷりハマっていないってのもあるけど(笑)
船宿仕掛けは2本針が特製みたいだな。3本針は一般的な市販品だった。ちなみにエサはアカタン・青イソメが支給される。
さてこの日のポイントは横浜沖(広い範囲でね・詳しい所はよくわからん)10~30mダチのポイントだった。指示棚は底から2m前後。
1流し目で「ここで時合いを逃して走り回りだすと釣れないので頑張って釣って下さい」ってアナウンス、すると確かに時合いなのかバタバタ釣れる。左舷ミヨシの常連さんは単発ながら空振り無しで上げて行く。こっちもポツリポツリ上げて行くけどなんかペースが上がらない。まあ気が抜けた釣りしているのもあるけど何が違うのかと観察すると・・・あ~そういうことか。(⌒-⌒)
コマセワークが違うんだな。ビシ籠を底からピッチ良く50センチ刻みで振り上げている。棚でビタ止め。暫く待ってアタリが無ければもう一度底からの棚取り直し。これを2・3回したらコマセの打ち替えをしていた。誘い幅も狭い範囲でしていたし、エサもアオイソメだけで釣っていた。
真似して実践。底からLTタチウオの時の止めない誘い方で、棚ビタ止めすると・・・竿先がキュンと絞られてヒット。どうにかこうにか釣れ始める。1流し目で9匹確保。とりあえずおかず釣りミッションは完了だ(笑)
船長さんのアナウンスはその通りでその後は拾い釣りの展開になった。サバは良く当たったけどね。サバは2本ほどキープした。
のんびりモード全開で置き竿主体の釣りにしていると、当たるんだけど針掛りしない事が連発。おっかしいなあ、アジはこんなことは普通無いはずなんだけど・・・と思いながら仕掛けを点検すると、見事に針先が開いていた。
当たり前だけど、こりゃ釣れるわけないな。(笑)
仕掛けを交換してのんびり置き竿でぽつ~りぽつ~りと上乗せして昼になった所で終了。
この日の天気は良かった。リラックスも出来た。釣れないのは想定内だけど。(爆)
本日の釣果はアジ14匹、サバ2匹だった。船中釣果はアジ4~23匹、トップは左のミヨシの常連さんだった。Tはアジ16匹。頑張ってコマセ振ってたもんな。船宿の寸評は私の印象と異なるが、まあこれは主観が誰かで変わるからね。船中ツ抜けが平均かな。
半日でこんだけ釣れれば充分。我が家の冷凍庫のスペース上ね(笑)
同じビシ釣りでもLTだと細かい誘いが出来る分、ノーマルのビシアジとは大分違う印象だな。感じ的には範囲の狭いウィリーシャクリみたいな感じを受けた。道具が軽い分、細かい誘いが楽に出来るので、逆に誘い過ぎに注意しなければいけないけれども・・・
後仕掛けは2本針の方が良いな。その理由はとにかく食い棚が狭い+低いってのが大きいかな。次回(いつになるかわからんが)は2本針オンリーで行くことにしよう。
まあそんなことは些細な問題で一番大事なのはマジメに釣るってことだ。
仕掛けの上げ下げもマメにするのが一番。
少なくとものんびり釣行ではこれ以上釣れんわな。(爆)
晩御飯はアジを刺身にして食った。(写真取り忘れ)残りはアジフライの下拵えをして冷凍庫へ。サバも2枚おろしにして冷凍した。今日アジフライ喰ったけどヤッパウメーわ。
アジはやっぱり味がいいね。だからアジなのだって言うのはベタすぎだな(苦笑)
本日の採点はなし、だって癒し釣行だからね。まあつけるとするなら癒されたので満点か?(それは甘すぎ)
さてそろそろ青物モードがウズウズしているので次回はワラサかな・・・
ああカワハギモードもそろそろ来そうだし釣物に迷うかもな