さて昨日の釣行は剣崎間口喜平治丸からスルメリベンジ戦だった。同行者はいつものT。
実は当日4時ごろに船宿に電話するまで出船できるか心配だった。なぜならマルイカ始めたからね・・・スルメに回す船が無くて今日は出船できないかも知れねえよとTには言っておいたが、アイツ「んなこと無いっショ!」と。知らねえなアイツ、剣崎の集客力・マルイカ人気を・・・

20110626-01船宿に連絡入れると乗れるとのことで一安心。でも船宿に着くと、予想どうりの大混雑。まあ当然かな。やっとマルイカ釣れ出したからね。スルメ船はどうかな・・・ゲッ混んでる!取りあえず左舷の胴の間に2席を確保したがどうなることやら。Tはこんなに混んでるなんてって驚いてた。



最終的に左舷6名・右舷5名で大船長と中乗りのおぢさんで出船。今日の席は操舵室の前だ。ビシバシしごかれそうだな(笑)
マルイカ船は30人以上集まっていたなあ・・・

本日のタックル
竿:海人イカシャクリ 150-150
リール:シーボーグ500e
道糸:PE6号
錘:下錘120号+中錘20号(途中で30号に変更)
(予備で150号の錘を持参)
仕掛:プラヅノ14センチ12本(幹糸12号)

予備として18センチ10本(幹糸12号)も持ち込んだが使用せず。


左舷の同船の方は道具・仕掛けの配色から、かなりの手練とお見受けする。
しかもナント左舷6人全員が直結(!)しかも半数以上が10本以上のツノ数つけてるし、みんな欲張りだなあ・・・って12本仕掛けの人に言われたくは無いけど(爆)
右舷の方はブランコの方が多いみたいだな。

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さてこの日の漁場は剱崎沖100~120mダチだった(船宿によっては城ヶ島沖とか○○東沖とかの表記になっていたなあ)。漁場には職漁船・長井船(早出)船団になって釣っていた。最終的には葉山船・湘南船・長井船・湾奥船、更には千葉の勝山船(3船宿)と、一大集結になった。



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当船は船団の東端につけ開始・・・ありゃ乗らない。乗っても単発なんだな。なぜか私だけ(泣)
開始2時間の時点で6杯・・・周りの船・同船の方にはそれなりに釣っている。Tもとっくにツ抜けしている。右舷はどうだか知らないけど、左舷ではぶっちぎりのスソだ!(笑)

ここで流し変えの時間を利用して仕掛けの変更をした。ミヨシの方のイカを着けているツノにケイムラが多かったので。淡色系の配色の仕掛けに変更。これは後で半分正解だと判るんだけれども・・・
それと右ミヨシの方(ブランコ)が落とし込みで乗るって言っていたので、落とし込みに全力をかけることを決めた。
流し替え後の1投目、サミングズルズルで落とし込んでいくと、着底約10m前で糸に変化があったのでストップ。じぃーっと竿先を見ているとマルイカのあたりのような小さいアタリ。シャクリ合せるとドスン。電動巻きしながら、しゃくり続けるとお祈り追い乗りで5杯掛け。その流しではもう一回乗せ、手返しよく連荘で取れるようになってきた。
その後は落とし込み~引っ掛けでよく取れるようになり、数が出始める。ウッシッシ

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けど調子に乗っていると、好事魔が多しとはよく言ったもので、まずは沖干し用に開いたイカを足元に置いたまま釣りしていたら、排水口から出たのか、いつの間にか消えてしまった。開いたつもりかと思っていたけど、カラストンビを集めて干していたので間違いない。

最近のイカって開いても脱走するんだ!気を付けなはれや!(爆)

どうにか20杯(本当は21杯だったけども・・・汗)沖干しを干すことが出来た。
更には投入後、シャクリを入れると【スカッ!】。あちゃーサルカンが外れちまったかと揚げてみると、錘との接続部のスナップサルカンを破壊してしまった・・・パワフルモードに入りすぎだ!(笑)

20110626-06とは言うものの、流し変えの度にほぼ取れるようになってきた。どうも上層と底にやる気のあるイカが分かれているみたいな感じだった。しかも底での乗りは仕掛けを落としたら即ツノを抱いてくると言うことは殆どなくて、少しの間仕掛けを止めてツノを抱いてもらうような釣りだった。
スルメってこんなにイカパンチしたっけ?そんなアタリが結構あったし足一本で上がってくることが多かった。


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まあいい感じで釣れるようになってきた。いい流しでは一流しで10杯近く取れたしね。
でもダメだな、糸が滑っての海面バラシが何回か発生。手のヌメリをちゃんととってから釣ればいいのに、しないから糸を手繰る時にズルッとやっちまう。何回かの試行錯誤の末、ツノのカンナの下側の糸を持つ(握る)+糸を指で摘むのではなく指の間に挟んで手繰ることで何とか解決した。今後はこの手繰り方の練習もしていかないといかんなあ。当然右でも左でも出来るようにならないとね。

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さて40杯になった時大艫の方に釣果を伺うと70杯以上との事。ミヨシの方には何とか追いついたけどこりゃスゴイな。追いつくなんてムリムリ(汗)

20110626-12だんだんポツポツ乗りになったが何とか60越えして終了。船を下りる際、大船長から「80は取らないと・・・」ダメだしされてしまった。まだまだ修行が必要だ。(泣)






20110626-13最終釣果は沖干し20+1(脱走者)、生43杯の64杯と報告したけど家に帰って数えたら生44杯だったのでトータル65杯だった。トップは左艫の方で91杯(スゴッ!)、左ミヨシの方は58杯だったかな、Tは29杯。船中2番手だった。





ちなみに船中釣果は16~91杯。右舷の方は慣れてない方が多かったみたいで下の数が伸びなかった。同海域でやっていた他船と比べてもかなりいい出来じゃないかな。でもあの栃木丸スゴイなトップは束越え、2番手も85杯だし。胴の間のイカ釣り教室のお客さんも結構取ってたみたいだし本当にスゴイね。でもサバに悩むことが無い日だったらブランコでも落とし込みでうまくやればいい数になるな。実際ブランコの方がトップの船もあったようだし。

帰港後、トップの方(この方1年の殆どがイカ釣りの正調イカオヤヂだった!)に話を伺うと、最高9点掛けで5点掛けが前半から中盤戦にかけて結構あったよとの事。角の配色を聞くと・・・あーっ!おしい、最初に使っていたあの色が結構良かったって言っていた。でももう一色は変えたときの中に入っていた色だったって、同じ配色の仕掛け持ってたけど使わなかった。
今日は半分正解か・・・(苦笑)

本日の自己採点(各5点中)
準備:5 (特に忘れ物ナシ)
状況判断:3 (角の選択・・・おしいっ!)
釣果:4 (リベンジ戦としては良いけど、もう少し上乗せできたと思うんだよな)
釣全般:3 (糸の手繰り方って言うかきちんと手は洗いましょう!)
料理:5 (どんな食べ方しようっかな・・・)
総合:20/25 (まだまだ課題は多い多い!)

マルイカの方はあんまり良くは無かった模様、型が小さいって若女将が言っていたなあ。
どうすっかな次回は・・・