さあて夏休み。だったんだけど13日の土曜日はほぼ1日中(メシ時以外は)爆睡。14日も半分眠りつつ、15日の釣行予定を立てていた。まあ行くかどうかって所からなのだけれども(爆)

今回はアイツbinの影響の少ない釣りになりますように・・・

今回は、新しい釣り場開拓+新規船宿にトライということで(釣り物は新しい物にするのは今回はパス)、まずは釣り物をどうしようかな・・・そうだなスルメにしよう。今期集中的に釣っているからね。で、釣り物は決まり。釣り場はどうすっかな、っていうか日帰り可能なエリアで(16日には帰省するので)今まで行った事の無いのは外房か駿河湾ぐらいしかないので2択か・・・外房はリレー船でおみやは堅いけれども、ここんところ余りイカの乗りが良くないんだよなあ。駿河湾はというと、トップは50杯~80杯前後で推移してるみたいだし、模様がいいと束釣りの状況なのでこっちにしようっと。

と決めたのが14日の夕方、さて船宿はどうするか・・・時間もないので手元にあった釣り情報誌の船宿を調べると
御前崎港 漁栄丸がヒット。即電話すると船長さんが出て「ガラガラですよ。まだ1人しかいませんよ」との事。即お願いした。もちろん向こうのエリアに行くのは初めてだということを伝えてね。

出船時間は4時半だということなので、23時ごろ余裕を持って出発。ルートは厚木から東名で吉田ICまで行き、そこからは下道で40分ぐらいで到着。って書くとあっという間だが、ここまでは遠かった。なにせ沼津までは釣りに行ったことがあったのだがそこから先は未体験の地、かなりおっかなびっくりで運転していった。
でも高速を降りてからの道を走行中、奇妙な感じがした。初めての道なのにどこか通った記憶がある。何でだ?
ああそうか地名や看板の電話番号(市外局番)は違うけれども埼玉県の道に感じが似てる(コーナーのリズムや信号の間隔とかがね)。海沿いになると今度は茨城に似てる。だからか・・・

でもこれは個人の感想なのできっと人によっては違うんだろうけどね。

渋滞も無く、3時ごろ港の近くに来たのだけれども、しかしまあ大きい港だね。車もほとんど走っていなかったので港内に入っていく道のある所で速度を落としながら様子を伺っていくと一箇所漁船が見える交差点があった。そのすぐ先にコンビニ(セブンイレブン)があったので食料・飲み物を補充し戻って港のほうに行くと多くの漁船が停泊していた。
車を止めて歩いて船名を確認していくと・・・おおあった!たぶんこの船だな。車を倉庫の海側に止めて待っていると携帯に着信。(誰?)
出ると船長さんでどこにいる?って聞かれたので、今ここにいて、船は茂吉丸さんの隣に止まっているのがそうですね。と伝えると、そうそこでいいので車の脇に荷物を降ろして待っていて、今行くからといわれて待っていると軽トラに乗った船長さんが登場。隣に止めた車の方が同船の方のようだ。常連さんかな。船長さんと同船の方(長野県からこられたそうだ。以降長野の常連さんと呼ぶ)に挨拶し荷物を軽トラに積み込む。
船の前に軽トラを着け、荷物を磯釣りの瀬渡しよろしく船に載せていく。

しかしここの船長さんは人当たりのいい話し方をする方だな、別の船に乗るお客さんからテレビ見たよって声掛けられてたけど本人はいつ放映か知らなかったって言ってたなあ・・・後でわかったのだけれども13日の夕方のダイワの釣り番組(爆睡中で見れず)でこの船でロケ、しかも釣り物がスルメだったのだ。長野の常連さんも感じのいい人で今日は釣果関係なくアタリな予感がしてきた。

ここからは少しだけ備忘録

・船に乗り込む時はこの日のように満潮時は軽トラの荷台から乗るのが無難。注意
・小型船かつ職漁もしている為、船は職漁向きに作ってあるので胴の間の席になるときはクーラーボックスに座るようにすることになる。
・曳き釣り用の竿があるので頭上に注意(ミヨシよりの席)
・船電源はコードが出ているのでそこから取る
・沖干しは、艫のスパンカー近辺とミヨシに一箇所、ミヨシの一箇所は40杯程度で満杯になるのでそれ以上干すときはロープを持ち込むか船長さんにロープがあるか聞いておいたほうが無難
・沖干し時に出る肝等はバケツに一時保管して帰港時に捨てるようにすること。サメが凄い
・釣り場まで一時間以上走るのでキーパー、竿、電源コード、投入器をセットしたらとっとと船尾か船室に入る方がいい。釣り場に着いてからで十分間に合う。
・氷は船に積み込んであるので必要な分だけもらう
・船長は錘は120号だけ持ってくればいいよと言っていたが一応150号も持っていったほうがいい
・仕掛けを上げて船を流しかえる時のアナウンスが「のぼっていきます」(おそらく潮上にのぼるから来ているのだと思うけど)なので注意

備忘録終わり

船長指示で左舷に並ぶようにとの事だったので、長野の常連さんに艫に入ってもらい、ミヨシの席に座る。
タックルは仕掛け以外はいつもの通り(リールがちょっと不安)
20110815-01

竿:海人イカシャクリ 150-150
リール:レオブリッツ500MT(予備:シーボーグ500e)
道糸:PE5号
錘:下錘120号+中錘30号
(予備で150号の錘を持参)
仕掛:18センチ12~14本(幹糸12号)直結

場所が場所だけに一発狙うかと14本の仕掛けでスタートすることにする。

船は定刻少し前に出船。少し波とウネリがあるのかな、結構ゆれる海を南西の方角に進んでいく。まあ外海だからこれくらいは普通かなあと思っていると。操舵室から聞こえてくる無線の様子がおかしい・・・ウネリがきついそうだ。ヤバイなあ、直結だとイカを落とすかも(汗)

6時過ぎ、丘が見えなくなった所で釣り開始。ここはどこだ?少なくとも海の上だ(爆)
潮色は澄んで水深は200m底付近の反応とのこと、底から20m上から落とし込んでいくが着底までお触りなし。底であたりを待つと触ってきたので引っ掛けて巻き上げに入る。
幸先イイね。ウネリがきついけど、ヒヤヒヤしながら取り込み2杯ゲット。

再投入すると・・・

ちと書いていてなんかやけに長い文章になったので今回の釣行記は前後編の2本立てで行くことにしよう・・・