前記事の通り、急に仕事のシフト上休みになったので釣行を決行したのが23日の夜10時。カワハギorマルイカorヤリ・スルメどれにしようか3分悩んでマルイカに決めた。ついでに船宿も佐島港つね丸さんに行くことを決めた。なぜなら佐島船の内、深田屋さんと志平丸さんはかつて乗せて貰ったことがあるけど、つね丸さんだけは未だ乗った事が無かったから。

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まあ以前カワハギ大混雑日に各船大入りで久比里に行くか悩んだ時(つね丸さんも満員だった)に、つね丸さんの船長さんから深田屋さんを紹介して貰い何とか乗ることができた。ただ「満員です」で断るだけだけでなく、他の船宿の状況を出船前の忙しい中聞いてくれた所に好印象を持っていたからいつかは行こうと思っていたのだけれどもね。
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5時半に着いたときは先行2名ミヨシに入っていたので右艫の席を確保したけど・・・
船宿内で船長さんと常連さんの方と暫し歓談。って言うか色々教えて貰うと言った方が良いな。この常連さん(超)の付くほどの常連さんだったらしく、本当にいろいろ教えて貰った。人によってはまあアレだけど、私的には船長さん、常連さんの色々な話しや教えを聞くのは好きなのです。

さて6時20分の時点で受付の紙には両舷3名の6名の記載がされていた。準備をして艀に乗り込む。
船に着くと先に渡してもらった方が準備していたのだけれども、艫2番の方が紙の場所に忠実にロッドキーパーをセットしていた。まあ別に大艫に拘るわけじゃないので(人数が少ないからってのが第一の理由。キーパーセットしなおすのは結構大変なんだよねって言うのが第二の理由)船長に話して、操舵室の前(右舷胴の間)に席を移った。 
結局人数は増えることなく両舷3名ずつでの出船。出船前に船長さんから「今日は人数少ないので錘は50でも60でも好きな方でいいよ」とのアナウンスだったので50号を選択。船長さんから「仕掛けは?」って聞かれたので「直結で行きます。ダメでもともとですが 笑」というと、「できるならその方が良い。ウチの数取っていく常連は直結・直ブラが多いよ。」だって。
出船前に隠れた名スッテの事を聞いたりしているうちに出船。右ミヨシの方も常連さんだった。宿で話をした超常連さんは左ミヨシ。左の艫よりの方たちも多分常連さん。完全アウェー戦だけど、意外とそんな感じがしないのはこの船宿の雰囲気もあるけど、佐島の他の船も同じような気がするから場所柄なのかもしれない。因みにこの日は両艫の2人が手巻きリールの勇者だった。

さてこの日のタックルは
竿:リーディングマルイカ MH155
  Aトリガーカレイ185は予備として持ち込んだ
リール:シーボーグ 150S 
    予備としてスマックRT100SH(PE0.8号巻)を持ち込んだ
道糸:PE1号 先糸4号2ヒロ 接続はFGノット
錘:50号を使用 60号 40号は準備していた
仕掛:幹糸4号 ハードビーズ仕様の直結⇔直ブラ仕掛け
    ウキスッテ 5センチ6本

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スッテのスターティングメンバーはこんな感じにして全直結で一日を通してみた(右側が道糸側)

真沖の90mラインで開始となった、一流し目からお触りが有り、2回転して2杯その後も最高は3回転なのだけれどもポツポツ稼いでいく。船長さんは「アタリが小さいから集中してください。モタレを捕ってね」ってアナウンスしてくれる。

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前回と同じようにクリオネ級のマイクロマルイカが出てくるけど、私的には竿の表現力って言うんだけど、この竿は本当に表現力が高いと思う。個人的にAトリガーカレイは竿先を持ち上げるアタリはこの竿より判り易い気がするけど、竿先を押えるアタリに対してはこのマルイカ竿の方が判り易い。海況次第だが基本はリーディングマルイカをメインにしよう。\(^^)/

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最初のころは佐島船だけだったのだけれども、やがて葉山船(五エム丸、与兵衛丸、愛正丸?)、茅ヶ崎船(まごうの丸、一俊丸)、平塚船(庄治朗丸)がやってきた、庄治朗丸の左舷側艫3番にいたのはシマノの飯○さん?釣りビジョンの撮影隊?が乗っていた。

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ツ抜けしたのは9時45分ごろ。この席だと無線がよく聞こえるが内容が恐ろしいことに・・・それは「138mの所に反応あるけど多分あれマルイカだよなあ・・・」マヂですか(汗)。ヤリイカでないのでは? その後「深場で顔見たよ」又もやマヂなのですね(^^;;;・・・で当船もマルイカでは超ディープゾーンに向かう。
まずは120m・・・深っ(汗)反応が出ている場所が急なかけ上がりなので、底立ちを取り直すと3~8mぐらいはすぐに変わる。とはいえこの深さのマルイカはフレッシュなイカなのか、いれば素直にスッテを抱いてくる。仕掛けを静止させることに集中すると。竿先がスウッと入るんで面白い。でもこの深さでもクリオネ級がいるので、乗った際に???ウン?乗った?ってなこともしばしば。
日が昇るにつれてどんどん深くなる。浅場探索に行った船からの無線が「5回やって全部空振り・・・反応あるんだけどなあ・・・」だって。佐島船は深場で我慢強く釣ることになった。
志平丸さんの左ミヨシ1番の方上手いなあ・・・反応探し中に見ているだけでダブルを含めて3回転4杯取っていた。あとで隣の常連さんが言っていた上手な方ってあの方かな。
でついに132mでの釣りになる。道糸150mあったはずだから、まあ大丈夫だろうとタカをくくっていたらそんなに道糸巻いてなくて、下巻のナイロン4号まで出てやっと着底・・・危ねー道糸不足で釣りに成らなくなる所だった。(^^;)

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船長さんが「何か・・・多分潮を嫌ってイカが深場に落ち、浅い方に入って来ないみたいだな」、「こりゃ下手すると週末はもっと深いところ攻めないとだめかもしれない・・・こんなのマルイカ釣りじゃね~よ」だって。こりゃあ道糸巻き直しとかないと高切れしたらアウトだな・・・

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11時半ごろ20杯(ヤリイカ)・21杯目(マルイカ)はダブルだったのだが21杯目のマルイカはデカかった。小弁慶サイズだな。
お昼を過ぎるとイカがスッテを選ぶようになってきた、この頃までに布巻圧倒有利の傾向だったのだが、何を思ったのかハダカ系を混ぜて攻めると当然乗らない。船内ではポツポツ、ミヨシの方は1流し1~3回転で稼いで行く。
最後の流しで2回転して30杯目で終了

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この日の釣果はマルイカ27杯 ヤリイカ3杯の30杯 船中釣果はHPでは17~31杯となっているが17杯の方が数え間違いで18杯だったとの事なので上から 31(右ミヨシ)・30(私)・20(左ミヨシ)・19・18・18だったと思う。前回に比べると全然良いな。帰宅後近くにいた各船の釣果を見ると思ったほどの数字が出ていない・・・船長アリガトウ(><)

船長さんのアドバイス、常連さんの釣り方、スッテの配色いろいろ勉強になった。また行きたい船宿だね。
帰宅後妻のママ友が来ていたのでお裾分けした。

さてこの日の採点は
準備:5 (忘れ物なし)
状況判断:3 (後半のスッテ選択の暴走は×)
釣果:5 (良いサイズが混じったので)
釣全般:2 (まだまだ竿に釣って貰っている状況だ)
料理:5 (さ~て色々な食べ方が楽しめるぞ)
総合:20/25 (またこの船宿に行きたい・・・って言うか多分行く 鶴ちゃんゴメンm(__)m)

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この日に使ったスッテたちはこんな感じ
ハダカ系は左上の2本のみ。左の真ん中が乗ったスッテ。左下はもっとよく乗ったスッテ

もう一回カワハギ行きたい所だが、洲崎のスルメ釣況・ヤリイカ釣況が気になる。しかしこれはマルイカモードに入ったなこりゃ・・・

でここからは備忘録

 ・受付時「ポイントカードはありますか?」この時、割引券使うとカードに印は無いそうです。カードを持っていない私は当然カードを作れませんでした。

 ・席は船宿受付にある紙に名前を記入する方式(暫くご無沙汰の平塚庄三郎丸さんと同じ方式)
佐島の他の船宿はというと、海楽園・志平丸は宿にある席札を取る方式。深田屋さんは宿にある受付名簿に名前を記入し、乗込む時、記入順に席を選ぶ方式。

 ・沖に停泊している船に艀で乗込む(海楽園・志平丸もこの方式。深田屋さんは桟橋から乗込む)。艀は随時出ている模様(何度も往復していた)

 ・艀の乗込み場までの荷物運搬用リアカーあり(2台) 皆で仲良く使ってくださいとの事

 ・マルイカ船の投入機は塩ビVU40管×5本仕様。数は20組ぐらいあり、底部発泡スチロール詰栓のタイプなので、持っていく前に底を確認すべし。ハイ抜けていた奴を最初に手にしたのは明らかだね(爆)
また固定用のひも・ゴムは付いていないので海況の悪い時用に持って行った方がいい

 ・桶はミヨシ側にあり、船の水抜き穴に蓋は無いので、桶からイカが逃げないようネットを使っている常連さんがいた。鮎用(?)の玉網を改造してビクみたいになっていた。カッコいいね。自作派はいろいろ考えて作ってみても良いかもね。因みに私は大きめのタオルを桶の蓋代わりに被せるようにした。直接光が当たるとイカがビックリして逃げ出すことが多い気がするのでね。

 ・船電源は船長さんに確認すればOK ロッドキーパーは乗ればすぐ判るけど、取り付けられる場所は固定ボルト通すために欠き込んである。(1・2本足兼用)

 ・入口脇に水道あり、竿・リールの潮抜きに使える。