前編はこちら

今回の取付け手順を公開しよう。

使う道具はこの記事で購入した物と鉛筆、消しゴム、メジャー、雑巾、踏み台を使った。レールの取付け方法は正面付け。

まずは窓枠の上部に水平器を当てて一応窓枠が水平なことを確認した。コレは保険的な意味での確認作業。建築工事の時点からレールを取付けるまでに、不可抗力で傾いていないとも限らないのでね。まっ今回はなんも問題なかったけど。

次に窓枠の上側からさしがね(曲尺)でブラケットのビスの位置の高さを鉛筆でマーキングする。窓枠の両端部と真ん中の3箇所にマーキング後、チョークラインで線を引く。チョークラインの使い方は墨つぼと同じなので墨つぼの使い方の動画を載せとくので参考にしてね。



壁に水平の線を引く場合、糸をはじく時に中央部の糸がたれる場合があるので、慣れない内は1m程度の糸の長さの線を引くようにした方がイイかな。
それと新品のチョークラインはチョーク粉を入れた後、最初に何回か糸を出しては巻き取ることを繰返して、糸に粉を含ませましょう。エエそうです、その手間省いて線が点線になりやり直したのは、他でもない私です(爆)

ビスの位置の決め方は、私の場合既製品のサイズのカーテンが合う様に付ける事にしていた(模様替えの時に便利だと思ったので)。既製品のサイズはメーカーによって異なるけど、概ね10センチ単位が多い気がしたので10センチ単位のカーテンを使う考えで決めた。

今回取り付けた
ファンティアはメーカーカタログのP270~271(紙のカタログのページ番号なので注意)に断面図が載っており、ランナーの位置(カーテンフックの高さ)から50ミリ(5センチ)天井側の位置にビス穴が来る設計となっていた。

腰高窓(今回記事の窓)ビスの位置は、まずカーテンの丈サイズを
【窓枠の外側の高さ】 【(下側)15センチ】 【(上側)10センチ】 の3つの値を合計した値の1センチ単位を切上げたサイズのカーテンを使うことにする。
例えば、窓枠の外側の高さが118センチならば、118+15+10=143センチとなるので150センチのカーテンを、合計が199センチなら200センチのカーテンを使うようにした。1センチ単位が0の時はそのままなのはお約束。

カーテンの丈サイズが決まったら下の式に則って【窓枠からのランナーの高さ】を求め、
【カーテンの丈サイズ】-【窓枠の外側の高さ】-【下側15センチ】=【窓枠からのランナーの高さ】

さらに【窓枠からのランナーの高さ】に5センチを足すと【窓枠からのビスの位置】の値が決まる。

掃出し窓(どんな物かは検索してね)ビス位置も、カーテンの丈サイズを決める。
窓枠の外側の高さを測る時、床から窓枠の上側までの高さを測り【窓枠の外側の高さ】の値とする。
でカーテンの丈サイズは【窓枠の外側の高さ】に【(上側)10センチ】を足し、床面からカーテン裾までの隙間分(今回は2センチとした)を引いた値の1センチ単位を切上げたサイズのカーテンを使うことにする。
例えば、窓枠の外側の高さが215センチの時は、215+10-2=223センチとなるので、230センチのカーテンとする具合。
掃出し窓の中にはバルコニーに行く所の窓のように、水の浸入を防ぐため、少しだけ床から高い位置に付いている物もある。その時も床から高さを測ってカーテンの丈サイズを決めた。

カーテンの丈サイズが決まったら下の式に則って【窓枠からのランナーの高さ】を求め、
【カーテンの丈サイズ】-【窓枠の外側の高さ】+【床面からカーテン裾までの隙間(今回は2センチ)】=【窓枠からのランナーの高さ】

さらに【窓枠からのランナーの高さ】に5センチを足すと【窓枠からのビスの位置】の値が決まる。



curtain-02

チョークラインでビス穴の位置に水平線を引いたのだけれども・・・写真だと見え難いな(汗)
実際はよ~く見えました。

くどくなってきたけどもう一回だけ続いちゃうんだなコレが