「結構入っているよ!どうする?」ってY船長。
「コマセは?」「まだ右艫だけ」
「今日はどう?」「イナダは0~1かな」
「アジは?」「アジはまあまあ釣れているよ」
う~ん今年は個人的に幻の魚だからな~カワハギは・・・前回釣行のアジフライも食っちまったことだし。
で、
「じゃあコマセで。席は左のミヨシでお願いします」「 OK」でまたもやコマセ釣行。
なんで左の艫にしなかったのかって?
個人的にミヨシ側の方が好きなのだ!
コマセ釣りだと不利な場合があるけど、そこは気合と根性で何とかするのだw
朝船宿に着くと、当然いるだろうとメンツがそろっている。残念なことにコマセ船の方は知らない方ばかり。左の艫に座った方が以前メバル釣行で乗り合わせた方だった。
チト寒くなってきたせいでコマセ船は右5人・左3人の8人で出船。右ミヨシの方は最近HPと船宿ブログで写真を見かける方。船中4・5人が泳がせ道具を準備していた。
さてタックルは前回と同じで
前々回・前回の釣行からアシストフックの鈎サイズをアップ。ヒラマサ15号から17号(泳がせ用の予備に買っていたもの。白鈎)で作り直してみた。
アジ狙いから開始とのことだったので、残っていた市販仕掛け(G社のカラー鈎。2号ハリス)で開始。1流し目でアジのアタリが有ったんだけれども、残り10mでバラしてしまう。次の流しでひったくるようなアタリ。道糸出まくりで 上がってきたのはキロ級のイナダ。その後もポツポツアジが上がるんだけれど、投入前に船長さんの所で見た魚探反応に対して食いが悪いな。船内殆どアタリがない。この時点ではアタリが有るのは私だけのようで、船長から「いくつでやってる?」って聞かれたので使っている仕掛けも含めて答えたが、ひょっとすると置き竿だったのが良かったのかもしれんな。
アジが全然だめなので、 ひょっとしてイナダ~ワラサが口を使っているのか?
コマセの竿の方を置き竿にしつつなんちゃってジギングを始める。海底から20mぐらい上まで反応が出ていたのを見ていたので底から30mぐらいまで、DVDで見たワンピッチジャークってヤツをやってみた。(できているかは不明だがw)
巻きながら竿をしゃくり降ろす時にルアーが横滑りするようなイメージでやって見ると・・・ドスン。
コマセの仕掛けを入れ泳がせ用のアジを狙うもダメダメなのでなんちゃってジギングを再開すると、またもや底から30mぐらい誘い上げたところでドスン。近くにいた隣の港の仕立て船のお客さんの応援に支えられ、先ほどと同級のワラサをゲットした。
アジも釣れたんで泳がせ仕掛けを入れるけどあんま良くなかったな。1本捕ったけど・・・
赤い魚も狙えるポイントも攻めたけど、速潮で仕掛けが安定しない。ここでもイナダが当たる。真鯛仕掛けにしていたが、ガン玉を打った方がよかったかな?
イサキのポイントでは狙い通りの誘いが決まって良型のイサキを揚げられた。ここでもイナダ・ワラサは揚がっていたな。
朝のポイントに帰ってくるも最後もイナダだった。
最終釣果はイナダ6本 ワラサ3本 アジ10匹 イサキ1匹 マトウダイ(コマセ仕掛けで釣ってしまった)1本
船中釣果は
イナダ0~6本、船中15本
ワラサ0~3本、船中8本
アジ0~10匹で10匹は二人
だった。
イナダは釣れなかったお客さんの所へ嫁ぎ、ワラサは船宿のおかみさんの所に嫁いでいった。
今回はコマセの方は誘いよりコマセワークと棚を意識して釣っていたので殆どの釣果は置き竿で釣り上げた。
コマセの竿はペナペナ(錘負荷10~40号)胴調子なのでイナダがかかると竿満月なんで釣っていて楽しいけど、数を捕りに行く竿じゃないな。前回もそうだったのだけれど、竿満月になると道糸が竿のブランクに当たってしまう。まあリールに対しガイドをずらしておけば大丈夫なんだけどね。
隣の人が使っていたS社のライトゲームや艫の方の使っていたD社のリーディング73の錘負荷20~60号クラスの7:3調子の方が、ワラサ級が掛かっても竿のタメである程度魚の動きをコントロールできるので、この釣りには向いているんだろうな。
まっ今の竿でも晩のおかずは充分に釣れるんでまだ後継の竿はいいかな。
そろそろカワハギモードで行きたいけど。もう一本ルアーでワラサ捕りたいのも本音だな。